転職サイトに登録すると目立つのが営業関連職種の募集です。では、なぜ営業関連の求人がやたら多いのでしょうか。
営業経験がある人がスカウトに登録していると、高確率で何らかの営業系の仕事のスカウトが飛んできます。
その理由を考えていきます。
- 誰でもできる可能性があること
- 何人いても困らない。
- 歩合制なことが多いため、辞める人も多い
こんなところでしょう。
営業=誰でもできる可能性がある
一部の仕事を除き、営業関連の仕事は資格が必要なく、人に会って話ができる人であれば営業できます。つまり、営業職は誰でもできるものというような位置づけなのです。
営業は何人いても困らない
営業は「売る人」ですので、企業からすれば何人いても困りません。経理が何人もいてもすることがなくなるでしょうが、営業はあちこちに営業に行かされば良いのですから。
たくさん採用して、たくさん売らせる。
ダメな人は辞めていっても良い。
そんなわけで、営業系の職種は多いのです。実際、辞めてしまう人も多いです。
営業職は歩合制なことが多いため、辞める人も多い
営業職の募集は給与制度に注目しましょう。
そこには歩合制、成果報酬なことが書かれていることが多いです。
成果報酬ということは、売れなければ給与は最低限しかもらえません。
・基本給が10万円くらいであとは成果に応じて・・・
このような求人がゴロゴロしています。もし売れなければ10万円で生活しなければいけないですが、これで生活できるでしょうか。
多くの人は無理でしょう。だから売れなければ辞めていく人も多いです。
ネガティブな面ばかり書きましたが、営業職は誰でもできるだけに、競争も激しく、厳しいのです。転職するときには、覚悟をしておきましょう。どの職種でもしっかりとした結果は求められますけどね。
転職しやすそうだから営業職を選ぶ=絶対後悔する
もちろん、営業を否定するわけではありません。
ただ、「営業系なら転職しやすいから」で転職すると絶対後悔します。
なぜって?私がそうだったからですよ!
初めて営業をしてみたら自分に合っていて楽しくできることもあります。しかし、しっかりと「営業がやりたい」と思えてから転職するようにしましょう。これは他の職種でもいえる事ですけれども。
時々「営業ならできそうだ」と思っている人がいますが、そんな動機での転職はやめましょう。