転職エージェント会社の商売は、あなたを転職させることで成立します。つまり、あなたが転職できないと商売になりません。
もしあなたが商品の仕入れ担当だったとき、売れなさそうな商品を仕入れようと思うでしょうか。
私なら仕入れようとは思いません。
同じように、転職エージェント会社は、商品であるあなたを見極めます。登録を応募してくる人の経歴をみて「この人なら転職させられる!」と思ったら登録が承認され、エージェントとの面談を進めていきます。
しかし、悲しいことに登録が拒否される場合もあります。
転職エージェントに登録を拒否される人の特徴
・職務経験が乏しい
・短期間に転職を繰り返している
・30代以上でリーダー経験、マネジメント経験がない
・PRできそうな要素がなにもない
こんな人は「転職エージェントと転職活動させてもモトが取れない!」とされ、転職エージェントへの登録が拒否されることもあるのです。
求人企業側から考えてみる
私事業部を仕切っていますが、採用するなら上記に当てはまる人は採用しづらいです。
・職務経験が乏しい
→ 即戦力にならなそう。下手すると社会人マナーから教えないといけないかも
・短期間に転職を繰り返している
→ 採用手続きをして即やめられるかも。
・30代以上でリーダー経験、マネジメント経験がない
→部下を指導できないのでは?それでは私の仕事も楽にならない
・PRできそうな要素がなにもない
→戦力にならなそう
正直言って「すぐに誰か採用したい!」「誰でもいいから採用したい!」という時でないと、こんな人材を雇おうと思えません。しかし、誰でもいいなら転職エージェントなんて利用せずに採用します。
ということで、上記に当てはまるような人は、転職エージェント会社に登録自体を拒否されることもあるのです。ただ、拒否されて凹んでいるだけではなにもなりません。転職エージェントによっては登録をOKしてくれるケースもあります。
登録できる転職エージェント会社を探すべく、様々なエージェント会社に登録してみるべきです。
番外編:登録申請して許可も拒否もせず無視される場合も
私が前職から転職するときに出会ったのがこのタイプです。エージェント会社から何も返信がなく、1ヶ月近く放置されていました。こういうところは、会社としての管理体制にも問題があるのだと思いますが、自分が「売れる商品」であればすぐに連絡が来ていたことでしょう。無視されて音沙汰がない場合も、めげずに活動を続けていきましょう。
それでもダメだったらまずは経験を積む
それでも転職エージェント会社に断られ続けるようであれば、経験不足です。おそらく検索タイプの転職サイトに登録して応募してもなかなか転職は厳しいでしょう。
年収で高望みしすぎず、まずは安い給料でも経験が積めて、実績を残せるように頑張りましょう。
実績が残せて、自分を売り込む材料ができたら転職活動を始めるようにすると良いでしょう。