「何か質問はありますか?」のタブー
就職活動や転職活動をすると「採用されること」をゴールだと考えそうになります。特に新卒採用とか期限が決まっている場合は、1社にでも採用されようと焦ります。
採用関連の記事を読んでいると「これは聞いてダメ」「これは聞け」と同じテーマに関して「ダメ」といってる企業と「良い」と言ってる企業が出てきます。
例えば「給与については聞いてはダメ」と言ってるところもあれば、「給与が気になるのは当たり前だからOK」と言ってるところもあります。
企業によってYESとNOが別れるようなテーマについて、どのように考えれば良いのでしょうか。あなたはどう答えれば良いのでしょう。
不幸な転職をしないための一つの答えが「自分の考えたとおりに答えれば良い。」です。
給与が気になるなら給与について聞くべき。なぜ聞くのか、という点を付けくわえればもっともらしいです。
「私は自分の価値を測る尺度の一つが給与だと思っています。私が御社で働く場合、どの程度の給与になりますか?」みたいに。
休みについて気になるなら、休みについて聞けばいいのです。
「働きながらも妻や子どもと十分にコミュニケーションを取りたいと考えていますが、こちらでは有給休暇は取りやすい環境でしょうか。そのために何かされている工夫はありますか?」
こういった質問をしてNGだという会社であれば、その会社は、プライベートを犠牲にして馬車馬のごとく働かせるのがポリシーの会社かもしれません。つまり、あなたの基準に合っていないので、嘘をついて採用されたところで長続きはしないでしょう。
そんな会社のタブー質問なんて放っておけば良いのです。
なので、自分の価値観に照らし合わせて、しっかりと主張・質問しましょう。
それで採用されたところが、あなた自身に合う企業なのです。
店k食活動にかぎらず新卒採用でも「採用してもらう」という視点じゃなく「こっちが選ぶ側だ!」というつもりで行きましょう。
「転職活動は在職中にやれ」と言われる理由もこれです。もしも、失職状態で転職活動をすると「早く採用してもらわないと路頭に迷ってしまう・・・」という気持ちが出てしまいますし、企業側も足元を見てきますからね。