ブラック企業

台風で警報時のブラック企業の対応例

台風で警報時のブラック企業の対応例

台風が近づくなど自然災害のときこそ、企業の姿勢が問われます。
社員の安全を優先するのか、仕事を優先する社畜精神を見せるのか。
真のブラック企業なら、当然仕事が優先です。

生きるために仕事をするのがホワイト企業なら、仕事するために生きるのがブラック企業なのだ!

というわけで、ブラック企業がやりがちな自然災害時の対応をいくつか紹介しましょう。

ちなみに、筆者の会社は現在はややホワイト気味なグレー企業。以前はバリバリのブラックでしたので、これらは実話。一部、ネットで拾ってきた事例です。

警報が出ているときのブラック企業の対応(出社前編)

雨の日も風の日も台風の日も、暴風警報が出ている日も、大雨警報、洪水警報が出ている日も、遅刻は許すべからず。

遅刻をした?なぜ前日に出社しておこうと思わなかった?

台風が来ていたのを知っていたんだろ?朝に交通機関が麻痺しそうだったのが分かっていた?
だったら前日夜から出社して止まれば良いじゃないか。なぜそうしなかった?

遅刻したら始末書+有給扱いでタダ働き

当然始末書も書いていただきます。
1分でも遅刻したら有給休暇取得扱いにし、そのまま終業時間までタダ働きすべし。
会社に貢献できているのだ、光栄に思いたまえ。
30分遅刻したら1時間半サービス残業すべし。

大雨や防風などで電車が止まっているだと?

車で来い。駐車場代は社員持ちが当たり前。
バスで来い。タクシーで来い。交通費は社員持ち。
交通機関が使えないならチャリで来い。

※私の会社では、10数キロの道のりをカッパを着てチャリで来た人がいた。会社に命じられたわけでもないのに、自主的に。しかも、大雨で増水して溢れそうな川を越えて。見事な社畜精神。見習いたくない。

台風で通勤途中に怪我をしただと?

いつものルートで通勤したか?なに?電車が止まっていたのでチャリで来てその途中で怪我をした?
それでは労災を認めるわけにはいかない。自業自得なので自費でなんとかしろ。会社に迷惑をかけるなど言語道断である。

警報が出ているときのブラック企業の対応(出社後編)

警報が出て家に帰れなくなりそう?

終業まで仕事をしてから考えろ。
帰宅困難な場合には、会社に泊まってそのまま仕事すべし。

警報が出る前に帰る?ハッハッハ!

そんなことは許されないが、どうしても帰るなら1日丸ごと有給休暇扱いで。

電車やバスなど交通機関が完全に止まったら、帰宅指示命令を出す。
帰れない?安心しなさい。寝袋もある、新聞紙もある、段ボールもある。

ホワイトな企業の場合の対応

警報が出た時点で自宅待機。
営業を取りやめ、臨時休業とする。

やさしい。

いや、当たり前だよ!仕事のために怪我したり死んだりしたくねーよ!

災害時に命の危険を感じたら、ある意味幸せかもしれない

どれだけホワイト風企業を装ったところで、台風などの自然災害のときに企業の姿勢が試されます。
社員が大事か、仕事が大事か。

災害時に化けの皮が剥がれるような会社はあまりないでしょう。なぜなら普段からブラックなので、災害時以前にブラックな香りをぷんぷんさせているはずです。でも、災害時に命の危険を感じられたのであれば、それはある種幸いなことかもしれません。なぜなら「こんな会社、もう辞めよう」と思えるきっかけになるから。

「この会社、やべえ・・・・」そう感じたらさっさと転職なりしちゃいましょう。

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